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「尊敬される状態、尊敬できる人間関係を維持する」にはどうすればいいか?
このご時世、自分のいいところを他の人が発見してくれることってそんなにないですし、
同じように自分が他の人のいいところを発見し言語化できることも少ないかと思います。
「尊敬」ってすごく貴重な感情。
だからこそ、尊敬を基軸に人間関係を構築していきたい。
そういう思いから、本題の問について理解を深めていきたいと思っているのですが、
同じような思いの人もいるのではないでしょうか?
たとえ信頼し始めた関係でも、
信頼関係の萌芽から、それを少しずつ育てていくという過程においては、
つねに緊張感と誠実さと研鑽の意識をもっていないといけないです。
こういったものを維持するためには、週の初めから終わりまで、
「言葉にして」確認しないといけない。
社会人が始まって1冊目のメモ帳では、こういった風に自分の在り方(目標)を考えています
・私利私欲で物事を考えない
「口ではなく(行動で)」「相手目線で、相手の困っていることを知る」
「相手の気持ちを考えて、行動する」「押し売りはしない」
・聞く態度に誠実さが現れる
「対面では、目を見る」
「相手が何か話したいことはないか、気遣う」
・時間を守る
「身の回りの人すべてを、待たせない」
「遅れた時に、その重大さを理解して隠さず嘘をつかず謝る」
「スケジュール管理」
つまり、ここでは、これさえ意識しておけば不誠実な人柄にはならないだろうことを、リストにしています。(たとえ、不誠実な人柄にならないことを意識していても、不誠実な事を結果起こしてしまわないためには、別の意識が必要かとは思いますが、これは、今回の基本姿勢の話からの発展になるので今回の関心からは外れます。)
※ 相手に気遣わせないとか、相手の心をほぐして開かせるとかは、誠実であることとは別のテーマであり、それは「務め」ではないかと思います。しかし、これらが人間関係においてお互いを「見る」「見られる」(相互に存在として認識する)きっかけになり、それが信頼関係のもとになることは理解すべきです。
すなわち、冒頭の問題提起に対して、今回の問題の構図は以下の図のように考えられます。
基本的に尊敬を構築するためには、以下の点を指摘できるでしょう。
・尊敬はお互いを、デキるヤツ、あるいはスゴいヤツ、かつ、いいヤツであると認識することであり、そこにお互いへの関心が入ると尊敬し合える関係となる。
・そのためには、成功体験・感性・誠実さ の3つをきちんと意識して言語化していくこと、そして磨いていくことの必要がある。
また、尊敬しあえる関係は維持することがほんとうに難しいです。
環境のマンネリ化、「当たり前にそこにいる」存在となること、無関心化、ないがしろにすること、多忙や慌ただしさの中で相互配慮がおろそかになること、馴れ合いにより尊敬し合える部分が見えなくなること、などが原因となってしまい、簡単に尊敬感情は薄れていきます。
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だからこそ、日々を新鮮に生きる必要があり、フレッシュさをつねに自分の身から出していかないといけないのですが・・・
そのためにはどうすればいいか?
図にも示した通り、これについては、
「溌剌さ」と「依存の分散」がキーワードとなると考えています。
以上のことをきちんと実行していけば、信頼関係が続く限り、尊敬感情は続くのではないかと思います。また、尊敬と「仲良し」は別物ですが、うまい距離感と緊張感をもって人間関係を続ければ、ふとした拍子に仲が良くなる可能性もありますよね。
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以上、今週1週間を振り返って、どうやったら丁寧に人間関係を維持できるのか考えた結果となります。
来週も、人間関係を良好にして、充実した人生を実現するためにも、うまくやっていきたいです。