「レイアウト基礎」個人メモ
メモだけ残しておきます。
・要求に沿ったデザイン(表現の性格を合わせる。タッチやフォント)
・伝えたいイメージのための様式(どのようなイメージとして伝えたいのかを第一に検討する)
・画面の構成要素は、文字 / イラスト(挿絵) / グラフ / 写真 / 人の顔 / 図式 / 図説 / 表(table) / ロゴマーク など
・視覚の直接的なイメージの希求度の強弱によって、画面の賑やかさ/寂しさ、親しみ/規律 などのバランスを整える
・図と文字の画面構成按分によって、「緊張感」「静けさ・無音さ」を過度に表現したり、バランスを整えてわかりやすくしたり読む気にさせたりできる。文字ばかりになると、排他的な印象を受ける。
・活気やメリハリを上げるためには、文字のジャンプ率(文字大きさのギャップ)が重要。
・写真や図版の大きさを揃えると落ち着いたフラットな印象になり、大きさのギャップを高めると歯切れの良い印象や堂々とした印象となる。いづれにせよ、コンセプトにふさわしいジャンプ率を目指すべき。
・写真のジャンプ率を上げるためには、写真の構図(エンティティの疎密)も考慮すべき。具体的にいえば、接写具合とトリミング。写真が強調したいことと、レイアウトが強調したいことが仲違いしては表現の効果が低下する。
・図の性質が画面の中で、「角」「裁ち落とし」「切り抜き」「その他(ボケなど)」どれに属すべきかを図の内容で考慮する。切り抜きは印象が軽いため、VIP的なものや威厳あるものを表現するにはそぐわない。
・画面を分割するグリッドに対して、その拘束具合を操作することで、カジュアルさを表現出来る。
・余白で上質感を伝えること。逆に機能的なものは余白を落として情報量を増やす手もある。
・センター揃えのメッセージや紹介文は格調高い、上品な改まった印象。しかし、あまり乱用してもバカに思われるので、理知的な印象を出したいなら頭揃えのほうが基本となる。
・字詰めは35字を超えない。
・主役同士は隣接させない、接近させない
・ゲシュタルトによるグルーピングを使い整理する。リズム、対比、補完、相似、比例などを用いて、画面を統合する。
→ デザインのルールがあるからこそ、ルール外しもできるわけであり、理論を学ぶことは重要